「ティートゥリー」と言えば、殺菌作用!抗ウィルス作用!風邪予防には欠かせない!
・・・というイメージのエッセンシャルオイルですが、私はよくメンタル・ケアに使います。
ティートゥリーの最大の効果は何と言っても「細胞賦活作用」。
細胞が持っている本来の機能を活性化させる働きがあるのです。
そうそう、知ってるよ。
肉体を強壮するんだよね…と思っている方。もったいない!
エッセンシャルオイルの魅力は、こころ・からだ・スピリットの全てに働きかけてくれるところ。
ティートゥリーは、こころにもスピリットにも強壮効果を示します。
その人の全てを強くする香り。なんだかすごいですね。
セラピーでよく使うのは、こころが弱っている人の嘆き。いわゆる被害者意識です。
自分が望んでいない事態が生じたときに、それを「誰かのせい」にしたいのは人間の性。
けれど、その事態を引き寄せたのは自分自身であるという現実を無視しては、
問題解決まで人生のコマを進めることはできないでしょう。
そもそも、望んでもいない事態が起きたのはどうして? ということにフォーカスして、
多角的な視点で事象を見つめてみる。
そこに役立つのが、ティートゥリーです。
学術名に「黒と白」という意味を持つティートゥリーの香りは、
面白いことに、事象に対して黒と白=二極のジャッジを超えた視点で見つめることを促します。
物事を良し悪しで始末するのではなく、ありのままを受け容れること。
そして、何が自分を成長させてくれようとしているのか?
というところに意識を向けてくれる香り。
ブッダは「真理は中道にあり」と言ったと伝えられていますが、
その意を知るときに、ティートゥリーは力になってくれるかもしれません。
白黒のジャッジにこだわるということは、二極を超える学びのときであるというサインです。
ありのままを受け容れ、そこには善も悪もないことを知ること。
事を悪とジャッジしたいときは、その悪が自らに内在するものの投影であることに気づくこと。
ティートゥリーの香りで、新しい視点を目覚めさせてみてください。
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